ビジネスプロデューサー

服部匡志様

 

  

「考えて決めた目標を達成し続ける」

 というステージから、

 

   自分の感覚や感情に従って、

 「僕がここに生きたということを表現する」

 ステージに切り替わったと感じています。』

 


【1】今、どんなことをされていますか?

【2】滞在中に感じた変化・気づき・学びについて教えてください。

【3】滞在中に印象的だったことについて教えてください。

【4】惣士郎さんとの話で印象に残っていることはありますか?

【5】カミギン島での体験はどんな意味があったと感じていますか?

【6】どんな人にオススメでしょうか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

【1】今、どんなことをされていますか?

 

  『ビジネスプロデューサーです。

   新しいビジネスを生み出したり、ビジネスを起こそうとしている人の

   ご支援をしたりというのがメインです。

 

   いずれは新しい社会モデルを創りたいという夢を持っているので、

   ビジネスという領域から超えようと思っています。』

 

 

 

【2】カミギン島ではどのような体験・変化・気づきを感じられましたか?

 

  『すごく感覚的な表現になってしまうのですが島のエネルギーがすごいので、    

   すべての自分を見せられたっていう感覚がすごくありましたね。

 

   島はとても奇麗で、最初はリゾートみたいに感じるんですが、

   だんだんリゾートの雰囲気にも飽きてきます。笑

 

   そして、自分1人になったりとか、仲間と話す時間が増えてくる中で、

   例えば、「自分って何者なんだろう?」「自分の人生って何なんだろう?」

  「何でここにいるんだろう?」というような本質的な問い

   一緒に行っている人同士でだんだん浮かんできました。

 

   僕であれば、大自然の中で座りながら考えていたときに、

   人生の中ですっかり忘れ去られていた、

   すごく辛くて自分の意識から遠ざけていたことが

   フラッシュバックしてきて、「そういえば、そんなことあったよな」

   っていうことが思い出されてきたんです。

 

   そのプロセスの中で、当時感じていた感情を

   もう1度疑似体験させられたんですよね。

     

   そんな体験がある中で、今まで忘れていてフタをしていた

   自分自身に出会えるような感覚になりました。』

 

 

   『他には島で色々身体を動かして、日にも焼けてくると、

    だんだん自然との波長が合ってくるんです。

    

    そうなってくると、今度は

   「大自然の中で生きる」「本来の自分って何なんだろう?」っていう

    過去の自分じゃなくて、本当の自分っていうことを、

    今度は五感を通じて、目覚めさせられてくる体験もしました。

 

   「あれ、オレってこんなこと好きだったんだ!」というような

    突然湧き上がるような衝動があって、その衝動に従って、行動してみました。』

 

 

 ー具体的にどんな行動をとったのですか?

 

 

   『僕の場合は、その衝動の赴くままいつも目の前にそびえている山に登りました。笑

 

   その登りは辛いんですけど、

   登りきったときに何ともいられない充実感が起こってきました。

 

   心のままに体験していくことっていうのが本当に楽しいし、

   「自分が好きでやりたいことだったんだな」っていうところが腑に落ちましたね。

 

   仕事だとか家庭だとかそういったものを脇において、

   自分1人になって、自然の中で、自然を感じながら対話をするときに

   初めてみえてくる「本当の自分」といったものに、

   目覚めさせられることもありましたね。』

 

 

 ー服部さんの考える本当に自分とはどんな自分なのでしょうか?

 

 

  『その「本当の自分」っていうのを

    考えなくなったときの自分が本当の自分だと思います。

 

    本当の自分っていうのを探しているうちは本当の自分じゃないんですよ。

 

        僕はカミギン島でカラオケを6時間ひたすら歌いきって、すべてが外れたんですが、

    そのときは本当の自分なんて考えてなかったんです。

 

      ただその方が楽しくて、何かはしゃいでることしか覚えてないんですが、

    翌日、フィードバックを受けたとき、

      「そんなんだったんですか!?」って気づけたんですよね。

 

    だから、例えば正しさだったりとか、あるべきだったりとかっていうものに、

    一切意識を向けることなく、今あるがままに、やりたいがままに、

    (もちろん人に迷惑かけちゃダメですけども)

        そういう状態のままである状態。

 

    それがまさに本当の自分じゃないかなって思いますね。』

 

 

  『他には、色んな人たちがプログラムで来ていたので、

   その人たちとの会話もとても楽しめました。

 

   例えば、一緒にアクティビティをしたり、色んな話をしていく中で、

   「コミュニティの中の自分って何なんだろう」という問いが生まれたりするんです。

 

   人との対話を通じて、

   「コミュニティの中の自分・人とのつながりの中での自分って何だろう?」

   という探求もすることができました。

 

    あと、惣士郎さんのフィードバックもあって、

    それが自分を深く知る気づきになりましたね。』

 

 

 

【3】滞在している中で、「これが私だ!(this is me)」

   という感覚を感じた瞬間はありましたか?

 

  『山にガイドさんと一緒に登りました。

   僕は登山が得意なので、標準タイムの半分以下で登っちゃったんですよ。

   そして、すぐ降りてきて、本当は丸1日かかる行程が半日で終わったんです。

 

   戻ったときにはまだ半日戻ってるから、そのガイドと2人で

   ジャングルの中のカラオケ屋で6時間歌いまくりました。

 

     そして、ビートルズの曲を全部歌い切ったんです。

   飲みながら歌ったんで、もう、ベロンベロンに酔っぱらいました。笑

 

   その歌い切って最後戻ったときが、

   たぶん1番自分の今までついていたフィルターが全部はがれた状態で、

   あるがままの状態だったと思います。

 

   あの瞬間はたぶん1番弾けていた気がしますね。

 

   山に登って活性化した高揚感があって、戻ってきてアルコール入れて、

   歌いまくって、英語の曲はそんなに知らなかったんですが、

   とりあえず言語はどうでもいいや、楽しけりゃいいなと思って、

   自分をどんどん表現しきるぞと思って、やり切ったんです。

 

   そして、気づいたら夜になっていました。

   周りが真っ暗で、夕食の途中でみんなと合流したときに、

   「服部さんのエネルギーが尋常じゃない」ってことを言われたので、

   何か起こってたんじゃないかなって思います。

 

   惣士郎さんも、「何があったんですか!?」ってビックリしてましたね。笑

 

   僕はあのときは完全に子どもに還ってたと思います。

   何の目的だとか、そういったこうあるべきだっていうものが全部

   洗われてしまって、ただ、純粋に楽しかったですね。』

 

 

 

 

【4】惣士郎さんとの話で印象に残っていることはありますか?

 

  『夕日が見えるすごくオシャレなカフェがあるんですが、

   そこで惣士郎さんと話していたんですね。

 

   島に行くまでの僕は、ビジネスプロデューサーやコンサルタントや経営者という

   アイデンティティがあったんです。

 

   でも、惣士郎さん曰く、「それらはすべて今までの服部さんであって、

   カラオケを歌い終わって、弾け飛んだあるがままの姿とはちょっと違う気がする」

   という問題提起をしてくれました。

 

   「そうなんだ。じゃぁ、何でしょうね?」とカミギンの夕日を見ながら

   色んな話をしていきました。

 

   そして、夕日が全部落ち切ったくらいに惣士郎さんが言いました。

   「分かった。服部さんは、コマンダー(司令官の意)ですよ」って。

 

   今まで僕は、自分のいろんな経験を通じて、自分が楽しいから全部それ

   指示を出す側じゃなくて、自分でプレイヤーとしてやっちゃっていました。

 

   オーケストラで言えば、指揮者がいきなり楽器を持って吹いてるような感覚です。

 

   でも、これからはその経験を活かして、自分がコマンダーとして立つ。

   そして、その立ち位置にちゃんと立って、色んな人たちに指示を出すという形で

   ビジネスや新しいモデルをどんどん生み出していくという風に言ってくれたんですが、

   それがすごく僕のイメージからするとしっくりきたんですね。


   そのコマンダーという表現をいただいたのは今の僕の宝物ですね。

 

   あれは惣士郎さんがいなかったらできなかったと思いますね。

   僕からは絶対に出てこない言葉ですから。』

 

 

【5】服部さんにとってカミギン島での経験は

   どのような意味があったと感じていますか?

 

  『僕にとっては再起動というイメージですね。

 

   スターウォーズでは、主人公がヨーダというメンターに会って、

   新しい価値観に触れますよね。そこから新しい自分に目覚めて、パワーアップして

   悪い敵を打ち倒すというストーリーになっていると思うのですが、


   僕は今まさにヨーダのような新しい価値観に出会った瞬間だと思うんです。』

 

 

 ー再起動というのはどういうことでしょうか?

 

 

  『過去に社長をやっていた時期がありましたが、色んなことがあって

   全部停止したんですね。そのため、1億を超える借金を背負うことになって

   返すだけの人生を送っていました。

 

   ですが、ここ最近転換期だと思える色々な出来事が起こっていた中での

   カミギン島での経験があって、

 

   もう1度、今まで自分が学んできたこと、僕の場合でいえば

   ビジネスですが、その力を使って僕がここに生きたということを表現する

   ステージに切り替わるタイミングになったなと思っています。』

 

 

 

【6】どんな人にオススメでしょうか?

 

  『 今の自分に違和感を感じている人にオススメですね。

 

   他には、日頃生きている中で、「これは本当の自分じゃない」

   っていう何かシグナルをキャッチしている人。

 

   日々、例えば仕事やっていてもなんか満たされない部分がある、

   アフター5に友達とおいしいお店と行って、カラオケに行ったりして、

 

     本来であれば、すごく楽しくて、みんなでワイワイできるはずなのに、

           ふと感じたときに「あれ?なんかここで本気で楽しめてない自分がいる。」

  「何か私作ってないかな?」というような、ちょっとキツい言葉で言うと、

   仮面を被った人生を送っているということに気づいてる人たちが行くと、

   本当の自分と出会える可能性がすごく高いと思います。

 

   仮面をかぶり続ける人生も送れなくはないけど、

   どんどんしんどくなっていきますし、その仮面はどんどん大きくなっていくんですよね。

 

   それはすごくしんどいので、素の自分をどこかで抱きしめてあげる・認めてあげる機会

   っていうのが大事だと思うので、カミギン島のプログラムっていうのはそこを

   すごく満たしてくれるんじゃないかなって思います。』

 

 

ー様々なお話、ありがとうございました!

 

 

<取材日>

 2015年6月